2015年05月03日

お母ちゃんと..........

午後から実家へ母を迎えに行って、自宅へ連れ帰りました。
久々に孫やひ孫に会って、久々の笑顔を見れましたが、例年のようにお泊りはできず
日帰りです。

帰り道、バアバが2丁目、公園前、和歌山駅に行きたいと言い出したので、
紀の国大橋を渡り、和歌山市中心部へ.......

昔とすっかり変わってしまった趣に、バアバは
「ぶらくり丁って、何もぶら下がってないやん。丸正も終わりやね」と。。。。。。

私が幼い頃は、2丁目に来るのが何よりの楽しみでした。
「賢くしないと丸正に連れて行かないよ」と脅しのネタにされたものでした。

母と姉と3人で、めいっぱいのお召かしをして汽車に乗り、、、、時にはバスで。
丸正の屋上で遊び、大きな食堂でお昼を食べ、地下のジュースを飲んだ事を思い出し
ました。

私は欲しいモノがあると、買ってもらうまでダダをこねて、ぶらくり丁で寝転がったとか。。。
姉は、いつも「お姉ちゃんだからがまんしなさい」と言われたようです。

お母ちゃんは、「子供は宝物」と口癖のように、末っ子の甘えん坊の私を
愛して育ててくれました。
母子家庭にあった私ですが、私はどこの誰よりもお母ちゃんに愛されていると感じながら
成長しました。

「女子でも手に職をつけなさい」と言う母の教えがあって、今の私があるような気がします。

94歳という高齢になり、立場が逆転して、我がままを言ったり子供のようになっていく
お母ちゃんですが、
凛として生きてきた姿を、心の隅にいつまでも忘れないでいたいと思います。

お母ちゃんと一緒に眺めた新緑の景色と共に...................................







  


Posted by asuka at 23:58Comments(0)