2009年09月06日

楽しくせつない Birthday!

楽しくせつない Birthday! 小さい頃からお誕生日は特別な日でした

 仲の良いお友達をよんで
 母が手作りの”チラシ寿司”を作って
 小さなショートケーキを買ってくれました

 ほんとにささやかだったけれど
 楽しく☆キラキラ☆した一日
 どこかのお姫様のような気分でした。。。

 今でも、誕生日がめぐるたびに
 思いだす光景

 今年もその日がやってきました
 
 仲良いクラスメイトはいないけれど
 家族やこの日を覚えていてくれた
 みんなから
 お祝いのメッセージやメールを頂き
 幸せなバースディは過ぎていきます
 
 ただ、一つ残念なことは・・・

 お誕生日に精一杯のごちそうをしてくれた母
 毎年、お誕生日の朝には「おめでとう」
 電話をくれた母

 その母が
 すっかり娘の誕生日に無頓着になってしまっている事

 別に認知症でもないのに・・・
 今は、自分のことでイッパイイッパイなんでしょう。。。

 「今朝6時頃生まれたんよな~、早産だったからえらい未熟児で・・・・」と、
 ここまではいい・・・
 「あんたが生まれたというのに、お父ちゃんがどっかへ遊びに行ってて、
 ほんまに情けなかったわ・・・」

 ・・・・・黙って聞いていると、グチはだんだんエスカレートし、
  「お父ちゃんと結婚してなかったら、もっと幸せになれたかもしれん・・・・・ブツブツ、ブツブツ」

 とうとう、私はブチ切れました!

 幼い頃の母は、ただただ、子供の成長だけが生きがいの母でした
 「あんたはお母ちゃんの宝物や!」といつも言ってくれました
 だから、父を亡くした寂しさなど少しも感じないで、私は成長できました

 「お母ちゃん、昔は誕生日にチラシ寿司作ってお誕生会してくれたやろ・・・
  お父ちゃんいなくても、私はそれでいっぱい幸せだったわ。。。」
と言ったら
 母は
 「そうかぁ~忘れたわ」・・・あぁ~カナシイ!

 ムスーッとしていたら、ご機嫌とろうとしてか
 「これ、お祝いや」と、
 ポーンと1万円札を出してきおった!・・・もう~!怒り絶頂~!

 お金なんかいらへんし!ただ、ただ母からのオメデトウが聞きたかったのに・・・・
 母はもう昔の母ではないことを実感。。。もはや、何も母には求めてはならない現実を知りました

 せめて、頂いたプレゼント、メッセージ、メールをながめ
 娘っちが朝から手作りしてくれたチーズケーキをパクついて
 自分で自分の気持ちをなぐさめたいと思います。。。。ウゥッ(´;ω;`)ウッ…



Posted by asuka at 22:43│Comments(2)
この記事へのコメント
お誕生日おめでとうございました !(^^)!

お母さんはお母さん 世界でたった一人の
でも老いて行く母を見ていると悲しくなることがありますよね 「昔はこんなんじゃなかったのに」と思ったり
でもいつかは自分もそうなるんですけどね
Posted by ”E” at 2009年09月07日 08:53
☆Eさま
ありがとうございます!

人間はいつか老いる・・・ですネ。
88歳という高齢で、病気を背負って生きると
いうことは、やはり人間の性格も
変えてしまうのでしょうか。。。。
わかっていながらも、ついつい
腹がたってしまいます。
寝ている姿を見ては、「言い過ぎたかな・・」と
かわいそうになる自分が、また悲しく。。。
母もきっとこんな思いで、私を叱ってきたんだな。。。と思います。
Posted by asukaasuka at 2009年09月09日 00:57
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