2012年03月08日

震災に思う

未曾有の大震災からもうすぐ1年を迎えようとしている今
テレビでは、連日、被災者の方々の暮らしが放送されています。

昨夜は、5歳の我が子とお母さんを亡くした若い女性の
悲しみの中で過ごした、年末年始の記録でした。

仕事中に襲った地震。。。すぐに子供を迎えに行きたかったけれど
仕事を離れられず、二人がどこでどうなったのかわからないとの事。
 
「バアバと一緒だというのが、せめてもの救い」と思っていたけれど
年明けにバアバの遺体が見つかった。。。
坊やはどこに・・・
ひとりぼっちで天国にいるのならかわいそう・・と、後を追いたい気持を
こらえて生きている。
クリスマスもお誕生日も、ケーキとプレゼントを用意してお祝いする。

見ている私も、涙が止まらなくなりました。

若くして母子家庭になり、大切な子供まで亡くした彼女に
本当の春はいつやってくるのでしょう。。。

町が復旧に向けて歩み出しても、心の傷が癒えない、悲しみの淵にいる方々が
たくさんいらっしゃることでしょう。。。

震災を機会に、私たちの平凡な毎日が、なんの保障もない事を痛感しました。

それに怯えることはないけれど、穏やかな時の流れの中で
普通に過ごせることが、なんと幸せなのだろう・・・と、改めて思いました。

日々、大変な事があるけれど、
抱えているものの重さにチョッと荷物をおろしたくなる事もあるけれど
私の「大変」なんて、まだまだだな・・・




Posted by asuka at 23:28│Comments(0)
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