2012年06月02日

ある絵本より

ある絵本より

ある日、いっぴきのでんでんむしは、自分の背中のからに
悲しみがいっぱい詰まっていることに気づきました。

「わたしは もう 生きて いられません」と、
お友達のでんでんむしに言いました。

すると、お友達のでんでんむしも、
「あなたばかりでは ありません。わたしの せなかにも 悲しみは いっぱいです」と
答えます。
別の友達のところにいっても、また別の友達のところにいっても、
みんな悲しみを背負っていました。
でんでんむしは、悲しみは誰も持っていると気づき、もうなげくのをやめました・・・。
                                  新美 南吉 「でんでん虫の悲しみ」


   自分だけが、なぜ?こんなに悲しい思いをしないといけないのだろう。。。。
   そう思ってしまう時がある
   でも
   悲しみは、だれもが持っているかもしれない。。。その大きさ、辛さは違っても・・・

   背負っている悲しみは辛くても、殻を脱ぎ捨てられないこともある
   わたしは、わたしの悲しみを、こらえて行かなきゃならない。。。

   今は悲しくても、いつの日か心から笑える時がくる!
   それを信じて、強く生きよう!       
                             



Posted by asuka at 23:51│Comments(0)
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