2013年02月17日
心を洗う
「使命」
まっ黒い ぞうきんで顔はふけない
まっ白い ハンカチで足はふけない
用途がちがうだけ
使命のとおとさに変わりがない
ハンカチよ 高ぶるな
ぞうきんよ ひがむな
まっ黒い ぞうきんで顔はふけない
まっ白い ハンカチで足はふけない
用途がちがうだけ
使命のとおとさに変わりがない
ハンカチよ 高ぶるな
ぞうきんよ ひがむな
この詩は、1904年和歌山県生まれで
岡山県の教会で牧師をなさっていた河野進先生のものです。
保育園の園長先生でもあり、幼い子どもたちとは無邪気に遊び、
日曜日ごとにはハンセン病の方々のための礼拝を
続けられたそうです。
名誉も権力も財産も求めることなく、
ひたすら主イエス・キリストが生きたように生きたいと願いながら、
86歳の生涯を閉じておられます。
私は、キリスト教徒ではないけれど、
何か心が折れそうになったとき、何かに悩んだときなど、
聖書を開いたり、キリスト教関係の詩を読んだりします。
人間にとって大切なもの、見失ってはいけないものを教えてくれるような
気がします。
この詩を口ずさむと、河野先生の祈り、願いが
静かに心に沁みこんできませんか?
Posted by asuka at 00:52│Comments(0)