2013年06月18日

凛として

母子家庭パソコン講座で知り合った生徒さんのお母さんがなくなりました。
1年半余りの癌との闘いでした。

私が就職のお世話をした事もあって、春に一度お家へお邪魔しました。
体調は決して良くないのに、笑顔で明るくふるまって下さいました。

余命宣告があって以来、「家で過ごしたい」との願いにより自宅療養中の
突然のお別れ。。。連絡を受けた瞬間、耳がツーンとなって、頭は真っ白。。。

昨夜、「お母さんの具合はいかが?」とメールした時は、何の異変も
感じなかったのに、、、、、はかなく、せつなく、胸が痛みます。

仕事の合間に、お悔みに伺ってきましたが、まるで眠っているようで、思わず、
「お母さん、起きてあげて下さいよ・・・・」と、声をかけてしまいました。

最後の最後まで、ご家族には決して弱音を吐かなかったとの事。

唇をキッと閉じたお顔からは、死を覚悟しながら、痛み、恐怖を一人でこらえた
心の強さを感じました。

  私にもしもの事があったら、明日香の先生に相談しなさい。
  きっと私と同じ事を言ってくれると思うから

  それが、お母さんとの最後の会話だったそうです。

お母さんのご病気に対して、何一つ力になれなかった私なのに、そのような気持でいて
下さった事に、新たな涙がこぼれました。

私は、その言葉に添えるように、今後、小学2年生の坊やと生きていく母子を、私なりに、
見守っていきたいと心に誓いました。

そして、家族のために常に気丈に、凛として生きる姿を教えて頂いた気がします。
私も、いつか死と直面したときには、お手本にさせて頂きたいと。。。

病から解放され、安らかなる眠りを心からお祈りします。合掌

凛として




Posted by asuka at 23:36│Comments(0)
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