2013年06月19日
涙雨

お母様のお通夜に
お詣りさせて頂きました。
小学生の坊やは、
無邪気に、
入れ替わり立ち代わり焼香なさる
方々を眺めまわしていました。
お通夜が終わって、
少しお話をしたところ
「おばあちゃん、死んじゃったん?」と、
聞かれました。
私に、「そうじゃないよ」って
言って欲しかったのかな。。。
「そう、おばぁちゃんはお空に行ったんよ。これからはいつもお空から
僕を見てるからね。夜になって、お空を見上げて、一番キラキラしている
お星さまを見つけたら、それがおばぁちゃんだよ」
「お空って、どこよ」。。。「うーーーーんと高いお空よ」。。。と言うしかできなくて
悲しくなりました。
そういいながら、お母様の遺言で棺に入れて欲しいとおっしゃていたという
額を思い出しました。
それには、「千の風になって」の歌詞が書かれていました。
「おばぁちゃん行ってきます!」という元気な声を、もっともっと聞きたかったでしょう。。。
坊やが成長した姿を見たかったでしょう。。。
もっと、もっと一緒の時間を過ごしたかったでしょう。。。
その思いが、遺言に託されていたような気がします。
これからは、本当に「風」となって、家族を見守り続けていかれることでしょう。
でも
享年65歳・・・まだまだ早すぎます。
そう思うと本当に無念でなりません。
本当に凛とした素敵な女性でしたから、もっともっと早く出会いたかったと思います。
そうしたら、良いお友達になって頂けたかもしれないのに。。。
Posted by asuka at 22:50│Comments(0)