2013年10月20日
閑谷学校

庶民のための学校「閑谷学校」
地方のリーダーを育成するために
武士のみならず、庶民の子弟も教育する
ために1670年に創設された学校です。
1.現存する
2.庶民を対象とした
3.学校建造物
として世界最古のものと言われています。
赤い備前焼瓦で覆われた建築物も、
それらを取り囲んでいる長く続く石塀も
現在、国宝や重要文化財に指定されて
います。
← 講堂においては、今でも研修生たちが
床に正座して、論語をお勉強をしたり、
一般の方を対象とした「日曜論語会」等が
行われているようです。
この学校に学んだ方々すべてが望み、願った
「この地に朗誦の声の絶えないように」
の思いは、今なお連綿と生き続けています。

当時の学校風景が描かれていたり
創建者 岡山藩主池田光政の書いた文書が
展示されています。
流れるように書かれているきれいな文字を
見ていると気持が安らぐ思いでした。
教室の窓は、懐かしい昔の学校を
思い出させてくれました。
自然に囲まれた山間の静かな地は、
ひたすら学問に没頭するには、最高の
環境であったことでしょう。
完成に32年の歳月を費やしただけあって、
他の建造物には例をみない手間、質、こだわりが330余年現存の証であると
思われます。
☆週末の土曜日、友人のカヨちゃんと始めて2人だけで日帰り旅をしてきました。
忙しい日々からチョット解放され、日本古来の伝統、歴史に触れることで
心のリフレッシュができました。
あまり知名度がない所ですが、岡山県備前市にあります。
秋には、中国山東省の孔子廟から、種を持ち帰り移植された楷の木は
赤と黄色の見事な紅葉で彩られるそうです。
今年はまだ紅葉には早すぎましたが、歴史ある静かな所で、日頃の自分を捨て
しばらくお勉強に打ち込める時間が欲しくなりました。
皆さんも、是非、一度行ってみて下さい!(^^)!
Posted by asuka at 23:58│Comments(0)